西表島を含む八重山地域では 年間を通して多くの催しが開かれています。
土地の人々の暮らしや歴史、唄や踊りなどの文化について祭事を通して垣間見る事ができれば
それらはきっと 貴重なあなたの旅を彩る体験となることでしょう。
<主なイベント>
やまねこマラソン (2月)
日本一早い海開き (3月・※毎年担当する島が変わります)
船浮音祭り (4月第三日曜)
鳩間島音楽祭 (5月GW)
海神祭、ハーリー (旧暦5月4日)
豊年祭 (旧暦6月)
旧盆、アンガマ、ソーロン (旧暦7月13~15)
砂浜芸能祭 (8月最後の日曜日)
節祭 (旧暦9~10月頃)
やまねこマラソン(2月第二土曜開催)
毎年2月中旬に行われるやまねこマラソン大会は全国各地からのランナー及びジョガーの祭典となっています。のどかな島の景色の中、住民の熱い応援をうけながら走るのはとても楽しいですよ。夕方からはふれあいパーティーにてサバニに船盛りされた近海のお刺身、様々な芸能や余興で西表島をお楽しみいただくことができます。たいへん人気のマラソン大会です。
節祭(6~9月 旧暦)
稲作に従事する畑人(はるさー)の季節の区切り、正月として行われる節祭(しつぃ) 節祭。500年の歴史をもつ重要無形文化財に指定されており西表島の祖納・干立地区にて同日に執り行われます。祖納には独特の装束に身を包むフダチミが先導する巻き踊り、干立独自のオホホの滑稽な舞いも見逃せない演目ではないでしょうか。島ならではの神事を見学できるたいへん貴重な体験となることでしょう。 ※立ち入り禁止区域などもあります。敬意を払い節度をもって見学しましょう。
豊年祭(6月)
西表島ではいにしえより続く稲作にまつわる祭祀のひとつです。夏のはじめにはその年最初の豊作に感謝をささげる豊年祭が祖納、干立地区にておこなわれます。南西諸島の収穫ははやく6月半ばには新米の季節を迎えます。この時期だけ唄うことを許された唄を聞くこともできます。この時期周囲の民宿に宿泊すれば住民と共に大縄綱引きに参加してその年の福を呼び寄せる貴重な体験ができるかもしれません。
海神祭(旧暦5月4日)
豊かな恵みをもたらす海に護られた西表島。漁師のことをこちらでは海人(うみんちゅ)とよび 旧暦五月四日にはユッカヌヒーといって海神さまに祈りをささげるハーリーレースが白浜港にて催されます。前日には前夜祭 地元青年達のこころづくしの余興や美味しい屋台をお楽しみいただくことができます。当日のハーリーレースは見応え満点です。職域レースでは数件の民宿が毎年出場していますので運が良ければハーリーに参加できる可能性もあるかもしれないですね。